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PPFデメリット

Understanding the drawbacks of PPF

この世のあらゆるものに長所と短所があるように、PPFにも残念ながらデメリットがあります。
下記をよくお読みいただき、十分ご理解いただいた上で、ご依頼くださいますようお願いいたします。

01耐用年数

PPFは高価ですが、一生モノではありません。フィルムは、紫外線などの影響をうけて経年劣化していきます。
高品質なカー用フィルムは耐候性が高く、適切な取り扱いによって約3~5年(信頼性の高いPPFでは約5~10年)程度はそのクオリティを維持できるとされています。

ただし、貼るフィルムのクオリティーや車の保管状況等によって耐用年数は大きく変わります。屋根付きガレージに駐車される場合と、直射日光や酸性雨、土埃にさらされる青空駐車とでは、当然、劣化スピードに大きな差がでます。

劣化が進むと、外観の美しさだけでなく保護機能も低下し、フィルムが硬化して塗装に損傷を与える可能性があるため、劣化が進行する前に剥がす必要があります。

02自己修復機能には限界があります

PPFのセルフヒーリング機能は、フィルムのポリマー層よりも深いキズには対応できません。
PPFについた自己修復できないキズを消したい場合は、その部分の貼り替えが必要となります。

03深いキズからは守れません

PPFは、車の外部表面を浅い小キズから保護するのにとても有効ですが、深い傷がつくとフィルムだけでなく、塗装面そのものもキズつきます。(とはいえ、PPFを貼ってある方が、貼ってないよりもダメージは少なく済みます)

04フィルムのエッジが目立ってしまう

PPFの特性として、ラッピングフィルムに比べ約2倍の厚みがあり、フィルムの端を裏側へ巻き込むのが難しいということがあります。施工箇所によってはフィルムのエッジ(端)が表に見えて、そのエッジに土埃などの汚れがつくと目立ってしまいます。
エッジに汚れがたまらないようにするには、マメに洗車をしていただくしかありません。(しかし、そのような箇所は面積の割合としては小さく、PPFによって保護されるメリットの方がはるかに大きいです。)

05パーツ施工による外観不均一

車の一部分にだけPPFを施工すると、フィルムを貼った部分と未施工部分の見た目に差が出る事があります。また、特定の照明条件下でフィルムが目立つ場合もあります。
そして、経年に伴って、施工した部分と未施工部分とに劣化の差が出てきます。つまり、フィルムを貼った部分は美しさが保たれますが、未施工部分は小キズや紫外線によるダメージが起きて、見た目に差が出てくることがあります。

06剥離時の塗装ダメージ

「きれいに剥がせる」というのがPPFの特長のひとつですが、車の塗装面が痛んでいたり、古かったり、再塗装だったり、新車のときに貼ったものでもあまりに長期間貼りっぱなしだったりすると、フィルムの剥離時に塗装も一緒に剥がれるリスクが高くなります。
ヘッドライトに施工したPPFも、剥離時にヘッドライト表面のクリア層が剥がれるケースがあります。

フィルム自体が硬化して塗装と密着してしまった場合は、剥がせません。

このようなことを防ぐためには、適切なアフターケア、プロによる定期点検、フィルムが硬化する前の張り替えが重要となります。 (フィルム剥離には費用がかかります。)

07メンテナンス

洗車は基本的に「手洗い」をおすすめします。
PPFは、洗車キズ程度なら自動修復されるため、洗車機にかけても問題ないという意見もありますし、実際に問題ない場合が多いと思いますが、以下のようなリスクがありますので、あくまで自己責任でお願いします。

  • 洗車機の高圧水流により、フィルムのエッジや角に水圧がかかり、剥がれや浮きの原因になる
  • 高圧スチーム洗浄などは、フィルムの接着剤が温水で柔らかくなり、さらに水圧によって剥がれの原因となる
  • 洗剤の種類によっては、PPF表面に悪影響を与える恐れ。特に酸性洗剤はフィルムの劣化を促進する恐れがある
フィルムを美しく長持ちさせるために、PPF専用シャンプー、効果的なコーティング剤がございますので、それらを使って手洗いされることを当社ではおすすめします。

08コスト

カー用フィルムは、フィルム自体が高価ですし、その施工にも専門知識と技能が必要でコストがかかります。
また、フィルムを剥がす時にもお金がかかります。当店の施工代金には、フィルムの剥離代は含まれておりません。
剥離代の目安は、施工費の10%程度ですが、施工後の経過期間やフィルムの状態により大きく変動する可能性がございます。
フィルムの剥離につきましては、現車確認の後、正式にお見積もりさせていただきます。
なお、施工前の状態への補償はいたしかねますので、予めご了承ください。

こんなにデメリットがあるなら
PPFなんてしない方がいいのだろうか?

それでも
PPFをする理由

「いつまでも新車みたいなピカピカの状態で乗り続けたい」「美しさを維持して、次の車購入をできるだけ先延ばしにしたい」 PPFは、その願いを実現するための有効な手段です。

直射日光、酸性雨、生活キズ
などのダメージから
愛車の美しさを守るには、
PPFが最適です

確かに、PPFにはデメリットが存在しますが、その欠点を上回るメリットがあります。 塗装を効果的に保護し、浅いキズであれば自動修復され、下取り価格にも貢献します。
また、万が一、PPFの厚みを超える傷がついてしまった場合でも貼ってあることでダメージの度合いを軽減できる可能性もあります。
PPFは、愛車を長く美しく保ち、その価値を守るための有効な手段です。

雨に濡れる青い車の画像雨粒を弾くネイビーの車の画像
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